Volume 4 STORY第4巻

Episode 14
第14話「原初的欲求」

アルミンはエレンに呼びかけ続けていた。エレンが笑い者にされたきっかけの禁止ワード「たんけん」を引用し、「外の世界に探検に、うっクスクス、行くんでしょ?プッ」と語りかける。

アルミンは気づいていた、エレンが外の世界の話をしなくなったのは「探検」をバカにされたからではなく、アルミンを男だらけの調査兵団なんかに行かせたら何をされる分かったもんじゃないと心配していたことを。
そしてアルミンは今一度「なぜあんなデンジャラスな外の世界に行きたいと思ったのか」と問う。

「そんなの決まってんだろ、、オレが!!この世にうまれtkシーンは変わって巨人の迎撃に向かった精鋭部隊。
ミカサも合流したが苦戦を強いられていた。リコ班はほぼ全滅まで追い込まれ一時後退しようとしたその時、吹き上がる煙と巨人の足音が聞こえた。エレンはアルミンの呼びかけで目を覚まし、どう持ち上げたかは分からないが大岩を担ぎ扉に向かって憧れの二足歩行を開始していた。

人類の勝利のためにエレンが扉に到着するまで命を賭して守る兵士たち。エレンに引き寄せられる巨人を引き離すため地上に降りて巨人に必死にアピールするミタビ班のメンバー。兵士たちは決死隊としてまちまちに巨人に向かっていった。
アルミンとミカサはエレンの前を走り、実際すごく邪魔だった。

次々と食われていく兵士たちをチラ見しながらエレンは生来の欲求が自身の徘徊衝動の原動力であることを強く噛みしめながら進む。

自由のためなら命なんか惜しくない
どれだけ世界が恐ろしくても関係無い
どれだけ世界が残酷でも関係無い

戦え!!

エレンを大事にしてくれたイアン大先生は首がじゃじゃまる・ぴっころ・ぽーろりー、その他多くの犠牲払ったが、ついにエレンは扉の穴を塞いだ。黄色の煙弾が上がり、ピクシスたちに作戦の成功が知らされる。

穴は塞いだが巨人の脅威は去っていない。壁を登るためアルミンは巨人の体内からエレンを回収しようとグイグイ引っ張ったが、どこの世界も癒着がひどく引き離せなかった。世界は残酷だ。
眼鏡っ子が不用意に癒着部分を切断すると、引っ張る勢い余ってアルミンはエレンを抱えたまま数メートル下に転落してしまうというあわや放送事故で肝を冷やす。そこに2体の巨人が迫り、まだ完全なBLシーンを演じきっていないアルミンはこんなところで死ねないと思った。

巨人の手が迫り、絶体絶命と思われた瞬間、2体同時に巨人が倒される。
あまりに素早い処理にアルミンはミカサが倒したかと思ったが全然違います。勘違いです。

そこには自由の翼がシルクスクリーンで印刷された混紡素地のマントをなびかせるリヴァイ兵士長が立っていた。
その後、駆け付けた調査兵団と大道具さんたちにより、ウォール・ローゼは巨人の侵入をシャットアウトすることができた。

人類が初めて巨人に鼻差で勝利しトロスト区地区予選の優勝を飾ったが、歓喜するには失った人々の数があまりにも多すぎた。

Episode 15
第15話「個々」

847年

避難民である少年時代のエレン、ミカサ、アルミンは生産者として開拓地でパワハラを受けていた。
名目上の奪還作戦で両親を失った踏んだり蹴ったりのアルミンは憲兵が大大大嫌いだった。
その年、3人は訓練兵に志願する。そして104期の訓練兵たちは入学式で自己紹介タイムに臨んでいた。

アルミンはソプラノボイスで自分の名前の由来を発表し、ジャンは内地には厩舎が多いので自分には内地での生活が合っていると前世を感じさせる自己紹介をして、感心した担任の先生は勢いよくお辞儀をした。
マルコはゲイで、コニーは坊主だった。サシャは唾液の異常分泌症で常にぱさついた芋などを頬張っていなければならない病気であることを公表して周囲の同情を誘った。

エレンは超大型巨人の現れたシガンシナ区の出身ということで、当時の状況に興味津々な出歯亀どもを相手にオフィシャルな記者会見を開いていた。食事をしながら当時を語るエレンは、しなびたキュウカンバーのようなスメルのするスープに一瞬幼少期のトラウマを思い出したが、パンを押し込んでごまかした。

エレンは調査兵団に入って巨人を駆逐にしたいと決意表明すると、ジャンは「キュウカンバーのスメルに負けてるようじゃ巨人に勝てない」とエレンのトラウマをえぐった。
勘の鈍いエレンは「そりゃオレの方が臭いってことか?」と謝った解釈をして一触即発の状態になってしまう。

どれほど説明しても3分の1も伝わらないと察した純情な感情のジャンは「あんたが瓜科でも構わないよ」と譲歩し、エレンも「オレもニラみつけて悪かったな」とお互い野菜を大事にして和解した。ミカサが黒髪をなびかせジャンの前を通りかかった時、その異国情緒溢れる出で立ちにジャンは黒髪フェチに目覚める。

エレンはミカサに「髪型がティ○ァ・ロックハートにかぶっている」とを指摘して美容室に行くことを勧める。それを見ていたジャンは切られた髪をもらえないかなーと興奮し、ついライトニングファストスピードで汚してしまったライトハンドを小坊主の背中で拭かせていただいた。小坊主の「なにをつけたんだよ!」との質問に「100m走の勲章だ」と独自の哲学でプライドを守った。

夜も更けた頃、唾液の分泌を少しでも抑えようと水分を体外に出すために、ジョギングで発汗していたサシャがお腹を空かせて宿舎前に戻ると、クリスタがバゲットを持って待ってくれていた。そのバゲットがクリちゃんの下着の中に隠されていたことをサシャは知らないが、クリ天使の下着の中ならまあいっか。

ジョギング直後に固いバゲットを早食いして喉に詰まったが、サシャは肺呼吸ではないので問題は無くその場で寝てしまう。そこにソバカス三白眼レディが来て、貸しを作るためにサシャをベッドにsend offして訓練兵たちのそれぞれの1日目は過ぎていった。

翌日、体力測定のために訓練兵たちは校庭にあつまれワンワンわんだーらんどされていた。まずは立体機動の素質を見るためユダのゆりかごを使って第1測定がスタートする。ミカサを始め多くの訓練兵たちは親から与えられた肛門括約筋のおかげで簡単にこなしていく。

しかしエレンはキュウカンバー的な事情でお尻に力が入らないため姿勢の維持がまったくできず、兵士への夢が遠のいていくのを感じていた。

Episode 16
第16話「必要」

エレンの身体機能に欠陥があったため、アルミンとミカサは要介助認定をされたエレンのリハビリテーションに介護員として付き合うことになった。
エレンはミカサのアドバイスを受けて今度こそと意気込んだが、足が宙に浮いた瞬間に体が反転して頭部を地面にしたたかに打ち付けた。

学食ではエレンのトップロープ式ダイビングヘッドバッドの話題で盛り上がっていた。巨人をやっつける宣言をしていた人間が初歩の訓練もまともにこなせないのだからそりゃそうだ。
サイコパスでビッグマウスで運動音痴なんて人間の風上にも置けない。ただの能無し落ちこぼれ失格野郎だ。

ミカサはエレンに気持ちのいいくらいの正論でズビズバ言って調査兵団への夢を諦めさせようとする。
「退学は恥さらしだから自分から辞める方がいい」
「“やる”と“できる”は違う」
「エレンは名前からして欠陥品」
「開拓地顔してる」
「生産者に戻って、せっせと生産して、せっせと性『いこうぜアルミン(エレン)』『あいよっ(アルミン)』

「私は安産型だから心配しなくてい、、あら?」

エレンとアルミンはお風呂で洗いっこするためにすでに食堂から立ち去っていた。

お風呂から上がったエレンは立体機動バランス検定5級をクリアするために同期の面々にコツを聞いて回った。
コニー「わりぃけどぉ、オレぇ、”てんさい”だからぁ」←超バカ
ジャン「オレは逆に教えてほしいぜ、、、どうやったらミカサちゃんと仲良くなれるのかをよぉぉぉ・・・・!!」
コニーはサル並みの知能で、ジャンは仕方なかった。エレンは自分のことは棚に上げて二人を役立たず認定して、ライナーとベルトルトにコツを聞きつつお互いの身の上話をして夜は更けていった

翌日。ラストチャンスの追試の挑むエレン。
「根性だけは誰にも負けない!」と持ち前の信念で何とかバランス検定5級をクリア、したかに見えたが、またもくるりと一回転、○○ぐり返し状態になってしまう。
落第決定かと思われたが、担任はサポートの生徒にベルトを交換するように命じる。途端にあっさりと姿勢制御ができてしまう。

担任は「おまさんのベルトの金具がみしくれちゅう。ここがなことは初めてやか。」と、危うく一人の生徒を死なせかけたとは思えないライトな発言をしてしまい、後に教育委員会に厳重注意を受け減給3か月となった。

「どうだミカサ!オレはやれる!これでお前に世話を焼かれることもないな!」
エレンは見事にバランス検定5級をクリアした。
それを見ていたミカサは「兵士になってもエレンと私はある意味生産者よね」とメタファーで周囲にキモがられた。

「グリシャ、今日おまさんの息子が兵士になっちゅう」
担任は唐突に、何だこいつエレン父のこと知ってんのかよ、と思わせる独り言をつぶやいた。

Episode 17
第17話「武力幻想」

104期訓練兵は対人格闘訓練で汗を流していた。エレンは「こんな訓練意味が無いのにね」とライナーに持論を展開したが、ライナーは「オレたちは兵士なんだから、原価に見合う売上を立てなきゃならない責任があるだろう?」とエレンに説教をする。エレンは自分を省みて、まだまだ自分が子供だと思い知った。

二人はさぼっているミニマム美少女アニを見つけ、兵士としての在り方を植え付けようと悪巧みをして呼び止める。
ライナーの「ちゃんとミルクを飲まないといつまでもツルペッタンだぞ」というコンプレックスをえぐる発言に、アニはとっても傷付いて、同時に殺意を覚えた。

エレンはマニュアル通りにナイフ型木剣を持って変質者役でアニに襲い掛かると、アニはマニュアルを無視して脛を狙った下段回転蹴り当てでエレンからひとつ目のダウンを奪う。
さらにアニは入り身から顎を後方に引きつけて腓腹筋に足払いを叩き込み、エレンお得意の○ん○○返し状態で二つ目のダウンを奪った。

体格が4倍近くあるライナーをも軽くいなしてしまうアニ。エレンはアニの武術的身体操作に感心するが、アニは「格闘術なんて点数にならない。点数の高い立体機動じゃないとやる意味が無い」と成績こそが大事だと考えていた。「この世界では強い奴ほど巨人とロングディスタンスになる」と矛盾した現実をエレンに知らしめ、前掃腿(足払い)で三つ目のダウンを奪いTKO。アニは1勝目をあげた。

食堂ではエレンとジャンがオン・ステージだった。
ジャン「てめえこの野郎!オレも黒髪に触りてーよ!」
エレン「服が伸びちゃうだろ!1枚しか支給されてないんだぞ!」
エレンはジャンに左のオラを叩き込もうとしたとき、後ろに見えるゴリラと格闘美少女が目に入り、売上の件と脛の痛みを思い出して、感情むき出しで突っかかってくるジャンを入り身からの足払いですってんころりんさせた。

エレンはジャンに「お前それでも兵士かよ」と諭した。お前が言えた義理ではない。
そこに担任が入ってきて「今大きな音が聞こえちゅうが、誰か説明しとおせ」と凄みを利かせるとミカサはサシャが脱糞した音であることを告げ、担任はアグリーして退室していった。
エレンの兵士発言に心底悔しい思いをしたジャンは、まじめに対人格闘に勤しんだ。
体術自慢をするエレンにアニは「もっと教えてあげよっか?」と提案するが、「やだよ。お前ミニマムなのに蹴りめっちゃ痛いし」と地雷を踏んでしまい、結局は蹴りの神髄を体に叩き込んでいただくことになった。

Episode 18
第18話「今、何をすべきか」

104期生たちは今日も訓練に励む。スパルタンレース、立体機動訓練、彼らはそこで評価を受け加点/減点をされる。

ライナー・ブラウン:ゴリラに育てられただけに屈強な体と広範囲に聞こえるドラミングで仲間からランドマークのように思われている。

アルミン・アルレルト:ショタではあるが努力家、頭が良すぎて誰もその発想についていけない。

アニ・レオンハート:かわいいがミニマム。ミニマムだからかわいい。それは好みによって変わるだけな気がする。

ベルトルト・フーバー:存在感という概念すら感じさせないほど影が薄い。背は高いが影が薄いというパラドックス。

ジャン・キルシュタイン:運動神経抜群で頭もキレるが、ミカサのことになると我を忘れて興奮してしまうので要注意。

コニー・スプリンガー:坊主なのに頭の回転が鈍い。相手の言っていることが理解できない。言わなきゃ分からない奴には言っても分からないという真実。

サシャ・ブラウス:肉食は体臭がきつい。サシャは肉食だ。

ミカサ・アッカーマン:マジでハンパない。最高ですかー!最高でーす!

エレン・イェーガー:成績の上昇と比例して人格もよりこじれていく精神病質者だが、信念だけは曲がらないというネオ・サイコパス。

こうしてやっとフルネームが判明した104期の中心メンバーたち。放課後にみんなで夕日を見ながら語らい、互いを誉めあったり、傷を舐め合ったり、ジャンはエレンに「死に急ぎ野郎」という紅綬褒章を与えたりした。

マルコはジャンに「君は指揮役に向いてると思う、怒らずに聞いてほしいんだけど。。。」

そしてシーンは現在へ。
エレンが壁の穴を塞いでから2日、トロスト区の街には未だ多くの死体が残されており腐敗が進み悲惨な光景が広がっていた。
ジャンはマルコの遺骸の前にいた。マルコは上半身の半分を巨人に食われた姿だった。

辛い訓練を乗り越えてきた訓練兵たちに突き付けられる残酷なリアリティ。火葬される仲間たちを前にジャンたちはネガティブになっていた。
そんな中、ジャンはマルコに言われたことを思い出す。

「怒らずに聞いてほしいんだけど。。。」
「君はチキン野郎だから、臆病者たちの心理が分かるんだ。さらに頭もキレるから今何をすべきか明確に分かるだろ?」
「みんな臆病者だから、君みたいなチキン野郎からの指示なら、みんなのハートを震わせられると思うんだ」

そしてジャンは自分が“今何をすべきか”を認識して、調査兵団に入ることを決意した。

一方エレンの目の前には調査兵団のエルヴィン団長とリヴァイ兵長がいた。エレンは「巨人になっちゃう人間」として怖がられ、地下牢に幽閉されていた。
そこでエルヴィンからウォール・マリアを塞ぐためには「巨人の力」が必要であること、壁を壊した巨人も同じ原理であろうという推測、そしてエレンのホーム・スイート・ホームの地下室に巨人の謎があるかもしれないという期待についてご高説を賜った。

エルヴィンはエレンに「君の意思が人類を絶望から救い出す「鍵」だ」として、エレンにどうしたいかを尋ねる。

「調査兵団に入って、とにかく巨人をぶっ殺したいです」

エレンのストレートな感情にリヴァイは一定の評価を示し、自分が責任を持つことでエレンの調査兵団入団を認めるとした。

第5巻につづく

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