Volume 6 STORY第6巻

Episode 23
第23話「女型の巨人」

アルミンに襲い掛かる女型の巨人。踏みつけられるすんでのところで躱すがバランスを崩し落馬してしまう。
女型の巨人はアルミンに近寄りフードをめくる。

「顔・・・?顔を確認したのか」

女型の巨人はアルミンを殺さずに走り去って行く。

そこにゴリラが馬に乗って現れる。

アルミン「ライナーwwwww」

アルミンはライナーが引いてきてくれた馬に乗り、あの恐ろしい巨人の危機を知らせるために信煙弾を撃とうとするが、ライナーがコリラ過ぎてツボに入ってしまい手元がおぼつかない。
その時、後ろから駆けてきたジャンが信煙弾を撃った。続けて右翼側から複数の信煙弾が上がる。作戦遂行不能な痛手を負ったということなのだろうか。

ジャンが合流し右翼の索敵チームが多数の巨人に襲われ壊滅したことを告げる。既にギリギリの状態で、全滅の危機も迫っているらしい。
アルミンは多数の巨人が女型の巨人が来た方向からやってきたことに気づいた。

3人は女型の巨人の後を追っていく。エレンと同様に巨人にガンバライドしているであろう人間を。

アルミンにはその根拠があった。巨人は「食う」ことしかせず、その結果としてアウトになる。「アウトにすること」自体は目的ではない。
しかし女型の巨人は、ダイレクトキャッチをしたり、バックホームで捕殺したりと「スリーアウトチェンジにするため」に「アウトを取った」のだ。

目的は人類への攻撃か、いや、メジャーを狙っているのかもしれない。

アルミン「だとすれば、エレンだ」
女型の巨人はエレンを探しているのか。

ライナーは「エレンなら右翼側にいるはずだ」と言ったが、ジャンは「右翼後方のはずだ」という。
アルミンは「右翼前方だよーん」と聞かされていて認識はバラバラだった。
そこでアルミンはエレンがいるとすれば一番安全な中央後方だろうと推測する。

「エルヴィン団長が探していたものはやっぱり。。」

ジャンはあることに気づく。信煙弾で通常の巨人は回避できても知性のある巨人の到来を知らせる術はない。このままでは全滅だ。

「この距離ならヤツの気を引けるかもしれない、、なんつて、なんつて」
「オレは誰の物とも知れねぇ骨の燃えカスに、がっかりされたくないだけだ」

「オレには今何をすべきか分かるんだ!力を貸せ!」

アルミンはジャンとゴリナーにフードを被らせる。「あいつらは僕らが誰かは分からない内はヘタに殺せないハズだ」
女型の巨人が本当にエレンを探しているなら“確認するまで殺せない”。

ジャンはアルミンが頭のいい子だと改めて気付き、「お前はエレンとベタベタしてばっかでキモスギィ!って思ってたけど、やるヤツだとは思ってたぜ」

アルミン「ヒドスギィ!」

3人は女型の巨人の足止め作戦を決行する。仕留める必要はない。少しでも長く注意を引いて本隊の撤退の時間を稼がなければならない。
ヤツはうなじの弱点を把握している。人外な身体能力を持っているマフラー少女とかツーブロック兵長でもない限り倒すことは不可能だろう。

その時、女型の巨人が踵を返しアルミンに襲い掛かってきた。
瓦割りパンチをすんでのところで躱したアルミンだったが、体制を崩し落馬してドォ・ガシャ・ズサーc⌒っ゚Д゚)っになってしまう。

ジャンはアルミンの援護のために女型に向かっていく。しかしさすが中身が人間だけあって、とってもいい反応で迎撃に打ってでる女型の巨人。
ギリギリのところで躱すが、体勢的に立て直しは不可能で絶体絶命のノーチャンスだった。

そこに突然アルミンが大きな声を出した。

「ジャン!仇をとってくれ!」
「右翼側で本当に死に急いでしまったデスマーチ野郎の仇だ!」
「僕の顔見知りをこいつが踏みつぶしたんだ!」

ジャンはアルミンのきれいなボブカットが乱れていることに気づいた。
「ま、まずいな・・・」
その時、女型の動きが止まり、ジャンは窮地を脱することができた。

その隙をついてライナーが女型のうなじを狙い斬りかかる。
しかし、あとわずかのところで女型に気付かれワンハンドキャッチされてしまう。

女型の手に力が入り、指の隙間から噴き出す真っ赤な血潮。
「おい、、ライナー、、」
ライナーがコンパクト肉塊になってしまったと思われたその瞬間、ライナーが女型の手を切り裂いて脱出してきた。

「もう時間稼ぎは十分だろう!こいつから離れるぞ!」
アルミンを小脇に担いでRun(逃走)するライナー。

女型は恐れをなしたのか、その場からRunして(走って)いく。
しかしアルミンは女型が“エレンがいるであろう中央後方”に向かっていくことに気付いた。

Episode 24
第24話「巨大樹の森」

何とか窮地を切り抜けた3人。
アルミンは落馬の衝撃で立体機動装置がパージされてしまったが、どうやら壊れてはいないようだった。
しかし一難去ってまた一難、ジャンは唯一の肉親である馬を失い途方に暮れていた。

「なんでゴリラの馬は戻ってきたのに、オレ(馬)の馬(馬)は戻ってこねぇんだよ」
「せっかく3人で死線をくぐったのにこんなのあんまりだ!」

『・・・アルピニスト』
アルミンは手当てを受けながら女型の巨人の発した野口健っぽい言葉を思い出していた。
あぁ、何だか頭がボーっとする。

ジャンの馬は未だ戻らず、いよいよ一人を残さなければならくなってきた。
ジャンは最後の望みとして緊急事態を知らせる信煙弾を撃った。

馬が戻らなかったとき、アルミンが自分が残ると言い、エルヴィン団長に報告してほしいことがあると話す。

確かに戦闘能力で見ればライナーとジャンの方が使い物になるが、なにせゴリラと馬なので獣の知能より秀才が生き残る方が、人類にとってはるかにいいような気はするのだが、アルミンは自己犠牲が大好きだ。
そんな動物園ごっこをしていると、誰かが馬を連れてこちらに向かってくる姿が見えた。

そこにやってきたのはマイクロヒロインのクリスタだった。
クリスタは偶然近くにいたため、怯えて逃げてきたジャンによく似たサラブレッドを見かけ、信煙弾が見えたのでこちらに来たようだ。

「よかったみんな、巨人の汚いよだれにまみれてヌルヌルになってなくて、本当に良かった」

クリスタの後ろに後光が見えた、、気がした。

4人は急いで配置に戻ろうとしていた。この状況では撤退命令が出るのは時間の問題だからだ。その時、あっちの方から複数の緑の信煙弾が上がった。
撤退命令ではなく、陣形の進路変更を知らせる煙弾だ。
アルミンは持ち前の頭を働かせ「判断に従おう」と言って、呼応する信煙弾を撃った。

一方リヴァイ班と共に行動しているエレンは、巨人に遭遇することなく馬を走らせていた。
そこに伝令が走ってきて状況を伝達する。
「右翼側がわやくそにされました!!索敵一部機能せず!!」

リヴァイはペトラに左側の部隊に知らせるように指示を出す。
エレンは右翼側が壊滅した知らせに、アルミンのことや他の仲間のことが気になっていた。

その時、右後方から奇行種との遭遇を知らせる黒の信煙弾があがる。
陣形のかなり深い位置まで侵入を許してしまったようだ。

旧市街では女型の巨人と兵士たちが戦っていた。熟練の調査兵たちは磨き上げた連係プレーで女型に攻撃を仕掛ける。

腰(なぜ腰?)・右アキレス腱・左アキレス腱への3点同時攻撃!

しかし女型の巨人は腰のワイヤーを掴みながらジャンプ一番、攻撃を躱す!
そしてそのまま二人の兵士をジャンピングダイレクトフットスタンプで練り物に変えたー!
更につかんだワイヤーをブンブンゼミのように回して兵士を重力の向こう側に葬ったー!
そして最後はこぼれ兵士をダイレクトボレー!!

女型の巨人の見事な個人プレーで一瞬で4人の兵士を葬り去った。
近くにいた兵士も侵攻を止めるため女型の巨人に向かっていった。

そして陣形を維持して進行を続ける兵士たちの前に巨大樹の森が現れる。

エルヴィンの指示に従い、リヴァイ班は巨人のおかげで遊歩道になった森を進んでいた
エレンは従順に作戦の続行を考えるが、どう考えてもそんな状況ではなかった。

リヴァイはこの木・なんの木・立体機動装置の木であると言ったが、エレンにはチンプンカンプンだった。
エレンは「オレがドラフト1位じゃなかったからなのか・・・?」と思ったが、回りの先輩方も完全に分かっていない顔をしていて正直ホッとした。

そして後方で轟音が響き、女型の巨人が現れた。

Episode 25
第25話「噛みつく」

リヴァイ班以外の兵士たちはそこら辺の巨人が森へ侵入するのを防ぐため入口付近で高鬼で遊ばされていた。
巨人はルールを守って人間が下りてくるのを待っているようだ。

ジャンは巨人と高鬼をしようと言い出した上司のレクリエーション企画の考え方がとんと理解できなかったが、鬼ごっこ関係には並々ならぬ馬並みのアレなので森に巨人を入れないぞ!と腹を括った

森の中では女型の巨人はリヴァイ班の中にエレンを発見する。猛スピードで迫る女型の巨人。あっという間に距離を詰めてくる。
もう戦うしか残された術はないように思える状況の中リヴァイは走り続ける。

「この班の使命はそのクソガキにキズ一つ付けないように尽くすことだ、命の限り」
「俺達はこのままダートで併せ馬で一杯でいく、いいな?」

次々に殺されていく兵士たち。しかしリヴァイ班のメンバーは指示に従い全力で走り続ける。
エレンは仲間が戦い死んでいく中、逃げ続けることをよしとすることができず、巨人化して戦おうと右手親指第一中手骨あたりに歯を当てる。

「エレン!?何をしているの!!それが許されるのはあなたの命が危うくなった時だけ!」
「私達と約束したでしょ!?」

ペトラは約束にうるさい女だ。
それでもなおも戦おうとするエレン。

「エレン、お前は間違ってない。やりたきゃやれ」

けたたましいギャロップ音の中、リヴァイの小声がみんなに聞こえるという摩訶不思議。

「お前と俺達の判断の相違は職務経歴の差だ。そんなものはアテにしなくていい。選べ」
「自分を信じるか、俺やこいつらを信じるか」

「俺には分からない。ずっとそうだ…」
「自分の力を信じても、信頼に足る仲間の選択を信じても…結果は誰にも分からなかった」

「だから…ぜいぜい…まぁ、せいぜい…悔いが残らない方を自分で選べ、せいぜいな」

声が小さい。

ペトラは再度エレンに問いかける・

「…約束」

しつこい。

エレンは粘着質だなぁと思いつつ、リヴァイ班での実験の日々を回想する。 馬で全速力で駆けながら、しかも片手運転で、だ。

……

………

エレンの巨人化実験にあたりリヴァイはどうやってエレンを殺さずに取り出すかを考えていた。

リヴァイ「半殺しに留める方法を思いついた」
リヴァイ「うなじの肉ごとお前を型抜きしちまえばいい。手足の先が欠けちまうが、大まかに抜ければいいだろう」
リヴァイ「どうせどっかの大魔王みてぇに生えてくんだろ?超気持ちわりぃ」

エレン「えー…他に方法ないの?」

リヴァイ「自分だけセーフティーファーストだっていうのか?」

エレン「そうじゃないけど…」

リヴァイ「なら腹を括れ。お前にKillされる危険があるのはオレたちも同じだ。あとタメ口やめろ」

エレン「はい、、よ」

そしてハンジの計画で巨人化の実験がはじまった。

エレンは涸れ切った古井戸の中に投げ落とされていた(※)
※一見すると縄ばしごがかかっているように見えるが、井戸の中に縄ばしごらしきオブジェクトは無い)
この狭くて深くて汚い仄暗い井戸なら巨人化して暴走しても、こう、なんていうか、ムギュ!っとなるから拘束しやすいんだよね。

エレンは実験開始の合図に合わせて自分の右手に噛みついた。
しかし、しばらく経っても巨人化が起こらず、実験は中止されハンジ達は井戸をのぞき、これでもかとエレンを見下してみた。

そこには両手を噛みまくって血だらけになったエレンの姿があった。

巨人化できず、噛んだ傷も回復しない。
リヴァイには若干失望されたが、他のメンバーは何だかホッとしておったそうな。

エレンがもぞもぞした瞬間、爆音と爆風が巻き起こる。
近くにいた数人が吹き飛ばされ、オルオはさらに吹き飛ばされたテーブルに叩きつけらる二重苦だった。

エレンは右手だけが巨人化していた。
「落ち着けと言っているんだ、お前ら」

一瞬にして辺りは騒然となり、動揺したエレンが顔を上げたそこには、剣を抜き戦闘態勢に入っているリヴァイ班のメンバーの姿だった。

Episode 26
第26話「好都合な道を」

リヴァイ班のメンバーに問い詰められるエレン。
事態は一触即発の様相を呈してきた。

エルド「エレン!どういうことだ!?1日1回までだと言っただろう!」

リヴァイ「エルド、そっとしておいてやれ」

グンタマ「俺達だって我慢してるってのに、2回目を始めた理由を言え!」

オルオ「その腕をそれ以上動かしてみろ!その瞬間オマエ自身が飛ぶ!」

リヴァイ「オルオ!そっとしておいてやれと言っている!」

ペトラ「へいちょー!エレンから離れてください!汚れちゃいます!」

リヴァイ「いいや離れるべきはお前らの方だ、さがれ」

ペトラ「ね゛ぇぇぇ!どーしてぇ!?」

リヴァイ「男の子だからだ」

リヴァイの制止(せいし)では止まらず、さらにエレンを問い詰める。
「エレン!」「エレン!!」「エーレン!!!」「エーレン!!!!」

ワーッショイ、ワーッショイ。

エレン「ちょっとぉ!黙っててくださいよ!!」

緊張がピークに達したその瞬間、KY変態性獣モンスター・ハンジがグンタマを押しのけて駆け寄ってきた。

ハンジ「エレェェェン!!ソレ触っていいぃぃぃ!?ねぇいいよね!?触るだけ!先っぽだけだから!!」

エレン「ハンジさん!?ちょ、ま、」

ハンジ「うおおおおお!!あっっっつい!!!!!」
ハンジ「皮が無いとクッソ熱いぜ!!これすっげぇ熱い!!」

ハンジ「ねぇ!?エレンは熱くないの!?その付け根のところとかどうなってんの!?すごい見たい!!」

エレン「そうだ!さっさと抜いちまえば・・・こんなもん! ふん!!」

ハンジ「えええ!?ちょっと…エレン!早すぎるってぇ!!まだまだこれからdfひうsdなぃうhf」

ハンジの異常欲求のおかげで一気に場が和み、エレンも何とか2回戦を終えた。

リヴァイ「気分はどうだ?」

エレン「すげぇ、、疲れました、、ハァハァ」

………………………………

エレンは監視下に置かれることで自分が生かされていることを理解してはいたが、実際に敵意を向けられて改めて自分が信用されていないことを知った。
リヴァイはそれこそが彼らをリヴァイ班に選んだ理由だと話し始めた。

ペトラ・ラル:74・60・77

オルオ・ボサド:舌長12mm

エルド・ジン:無個性

グンタマ・シュルツ:埼玉寄りの群馬

彼らは調査兵団の通説である「生きて帰って初めて一人前」と言われる地獄のような状況の中で、何度も生還した経験から生き方を学んだ猛者たちだ。

リヴァイ「いつだって情報不足。いいアイテムが何一つない状況が多すぎる。ならば務めるべきは迅速な行動と非情な決断」
「かといって欲求不満にならないってわけじゃない。お前の行動を理解できないってわけではないだろう。だが、後悔はない」

そこに一人の兵士がハンジが呼んでいることを伝えに来た。

ハンジとリヴァイ班がいる部屋に入るリヴァイとエレン。
ハンジはエレンの大きくなった部分の先にティースプーンが挟まっていたのを発見していた。

ハンジ「自然に挟まったとは考えにくい。しかも熱や圧力による変形は見られない。何か思うことは?」

エレン「あ、確かそれを使おうとして、エレクトはその直後でした」

ハンジは何かに気付く。
「なるほど・・・今回巨人化できなかった理由はそこにあるかも」

ハンジの仮説
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「巨人をいわす」「砲弾と握手する」「岩を物理法則を無視して持ち上げる」という、いずれの状況も巨人化の前に明確な目的があった。
恐らくアノ行為だけが引き金になっているのではなく、何かしらのメインディッシュがないとダメなのかもしれない。

自然に発生したとは思えない。何かしらの用途のための道具のような性質にも見てとれる。
「人を食べる」存在でしかない巨人は、何かにとって都合がいい存在なんだ?
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ハンジ「私が甘かった。平常時に戻す方法も考え直したい。でも次の壁外調査までに時間がないし。。」

エレンは砲弾と握手したときと状況が似ていると感じたが、ティースプーンを使おうとしただけでこんなことに。。
「どうなっちゃってんだオレのボデー・・・」

埼玉寄りのグンマ「つまり、お前が意図的に2回目に及んだんじゃないんだな?」

エレン「ハイ・・・」

リヴァイ班メンバーは目くばせをして深呼吸すると、全員同時にペトラの手に噛みついた。

エレン「ちょっ、ちょっと!何やってんすか!」

エルド「これはキツイな、、お前よくこんなの噛み切れるな」
グンタマ「俺達が判断を間違えた。そのささやかな代償だ」
オルォ「お前を抑えるのが俺達の仕事だ。それ自体は間違ってねぇんだから調子乗んなよ!」
ペトラ「ごめんねエレン。私達もビクンビクンしてたから失望したでしょ?でも、一人の力じゃ大したことはできない。」
ペトラ「だから私達は組織で活動する。私達はあなたを頼るし、あなたも私達を頼ってほしい。」

「私達を、信じて」

………

……無理だろ

エレンはペトラの噛み跡だらけの手を見つめ、自分が監視されていると同時に仲間の信頼の中にいることを思い出した。

すぐそこまで迫る女型の巨人。
リヴァイ「遅い!さっさと決めろ!!」

エレン「進みます!!」

またも増援の兵士が殺される。
そして女型の巨人がスプリントに入る。

「走れ!!このまま逃げ切る!!」

エレン内省
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不可能だ、逃げ切るなんて。
このままでは全員タッチアウトだ。

ヒッティングをやめてでも、みんな塁に出ることを選んだ。

リヴァイ兵長はホームを見続けている。
先輩たちも、兵長を信じてすべてを託している。

オレはなぜこっちを選んだ?
ホームランを打てたボールを見逃してまで!!

オレは、、そうだオレは、、

欲しかった。

新しい信頼を。
あいつらといる時のような心の拠り所を。

もうたくさんなんだ。ベンチウォーマー扱いは。
仲間外れは、もう、、

だから、仲間を信じることは正しいことだって、そう思いたかっただけなんだ。
そっちの方が、、都合がいいから。
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エレンに女型の手が伸び、まさに掴まれようとした時、エルヴィン団長の声が響く。

「撃ってぇぇ!!」

声と同時に爆発音が何度も鳴り響き、先端に銛のついたワイヤーが女型の巨人に突き刺さっていく。

リヴァイはエルドに班の指揮を任せ、隊列から離脱する。
「適切な距離であの巨人からエレンを隠せ。馬は任せたぞ。いいな?」

「どーだエレン!これが調査兵団の力だ!!」

そう、あの女型の巨人を生け捕りにしたのだ。
そしてリヴァイはエルヴィンと合流する。

エルヴィン「よくこのポイントまで誘導してくれたね」

リヴァイ「後列の班が命を賭して戦ってくれたお陰だ。あれが無ければ不可能だった」

エルヴィン「そっかぁ」

リヴァイ「そうだ、彼らのお陰で、こいつのうなじの中にいるヤツと会える」

「中でションベンたれてチン○コ引っこ抜いて内臓ぶちまけてなきゃいいんだが・・・」

第7巻につづく

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